伝えたい道

信仰への道のり

12使徒の信仰について 5

書記官とバリサイ人たちは時代にあわない信仰をしていたからです。彼らは律法を頑なに信じ、守っているのはとても素晴らしいことですが、それに縛られて、その先にあることを認めようとしませんでした。


イエス様は二千年前、イスラエルの地方へ行って旧約の預言の言葉をかなえるためでした。でも、イエス様の預言を実現した言葉や成し遂げた事を聞いても、見ても認めようとしませんでした。


ルカ 12:54 イエスはまた群衆に対しても言われた、「あなたがたは、雲が西に起るのを見るとすぐ、にわか雨がやって来る、と言う。果してそのとおりになる。
ルカ 12:55 それから南風が吹くと、暑くなるだろう、と言う。果してそのとおりになる。
ルカ 12:56 偽善者よ、あなたがたは天地の模様を見分けることを知りながら、どうして今の時代を見分けることができないのか。
ルカ 12:57 また、あなたがたは、なぜ正しいことを自分で判断しないのか。


ルカによる福音書の第12章に書かれたように、天地の模様を見分けることを知りながら、どうして今の時代を見分けることができないのか、とイエス様が言われました。つまり、書記官とバリサイ人たちは時代を見分けることができませんでした。


どんな時代でしょうか?


イエス様が二千年前にこの地に現れたからには、旧約の預言をかなえる時代にあるにもかかわらず、書記官とバリサイ人は預言の時代にとどまったままです。もちろん、体の話ではなく、心の話です。彼らの心は時代遅れといってもいいでしょう。


一言でまとめると、イエス様が選んだ12名の使徒たちは、いつも聖書にかかれた御言葉を信じ、その中にある預言についていつも思いながら、救世主がくるのを待つ信仰をしました。


なので、イエス様が現れ、預言を実現した時、この人が救世主であることをわかりました。


なら、イエス様が天に行かれてから約二千年も過ぎた今時はどんな信仰をしたらいいでしょうか?