伝えたい道

信仰への道のり

神様が住みたいと思う場所 4

2 荒野の幕屋
イスラエルの民を率いて荒野で暮らしながら、モーセは神様の指示をもらい、聖所―神様が住む場所―を作りました。


出 25:8 また、彼らにわたしのために聖所を造らせなさい。わたしが彼らのうちに住むためである。


出エジプト記の25章から30章まで、この幕屋の詳細について書いてあります。


こんなふうに、神様はどこへでも住めるのではなく、住みたいと思う場所に住みます。そのために、聖所のデザインや材料などを細かく教えてくれました。モーセとイスラエルの民はその通りに幕屋を作り、神様をまつったのです。


イスラエルの民が荒野の生活をする間、この幕屋を運びながら神様と一緒にいることを忘れずにいられたのです。
40年の荒野の生活を終え、イスラエルの民は新しいリーダーのヨシュアとともにカナンの地に入って住めるようになりました。


カナンの地に住んでいても、神様の住む場所は幕屋でした。変えることはありませんでした。それなのに、イスラエルの民は、自分たちがどんな存在なのかを忘れて、他国の神をまつるようになりました。他国を神をまつっても外敵から守られることはできず、イスラエルの民は本当の神様に祈って助けを求めました。
こんな繰り返しが続く中、イスラエルの民は国王を神様に求めました