伝えたい道

信仰への道のり

12使徒の信仰について 3

マタイによる福音書の第四章には悪魔に試みられるイエス様のことがかかれています。シモン・べテロが自分は罪人だと告白したことをわかるように、次の御言葉を見て見ましょう。


マタ 4:8 次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて
マタ 4:9 言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」。


ここで、私たちは悪魔の言ったことから次の事実がわかります。世のすべての国々と栄華は悪魔の手にあることを。悪魔の手に、つまり支配下にある国々に住んでいる人々は同然ながら、罪を持った人になるわけです。
だから、シモン・べテロはルカ5:8のような告白をしました。


もう一つ、考えてほしいことがあります。
イエス様が世に来られる前まで、人々は聖殿へ行って神様に懺悔をしました。しかし、シモン・べテロはイエス様に自分は罪人だと懺悔したのです。


なぜでしょう?


そうです。シモン・べテロはイエス様が神様が罪人のためにこの世に送った救世主とわかったのです。


シモン・べテロはどうしてしったのでしょう?

12使徒の信仰について 2

ルカによる福音書の第五章で、イエス様の伝道についてもう詳しい見てみましょう。


ルカ 5:1 さて、群衆が神の言を聞こうとして押し寄せてきたとき、イエスはゲネサレ湖畔に立っておられたが、
ルカ 5:2 そこに二そうの小舟が寄せてあるのをごらんになった。漁師たちは、舟からおりて網を洗っていた。
ルカ 5:3 その一そうはシモンの舟であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、舟の中から群衆にお教えになった。
ルカ 5:4 話がすむと、シモンに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われた。
ルカ 5:5 シモンは答えて言った、「先生、わたしたちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。
ルカ 5:6 そしてそのとおりにしたところ、おびただしい魚の群れがはいって、網が破れそうになった。
ルカ 5:7 そこで、もう一そうの舟にいた仲間に、加勢に来るよう合図をしたので、彼らがきて魚を両方の舟いっぱいに入れた。そのために、舟が沈みそうになった。
ルカ 5:8 これを見てシモン・ペテロは、イエスのひざもとにひれ伏して言った、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者です」。
ルカ 5:9 彼も一緒にいた者たちもみな、取れた魚がおびただしいのに驚いたからである。
ルカ 5:10 シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブとヨハネも、同様であった。すると、イエスがシモンに言われた、「恐れることはない。今からあなたは人間をとる漁師になるのだ」。
ルカ 5:11 そこで彼らは舟を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。


イエス様はただ「私についてきなさい」と言っただけではなく、神様の御言葉を群集にお教えなさいました。(ルカ5:3)


イエス様は群衆が、自分が神様の御子だということをもっと信じさせるため、大漁の奇跡を見せました。


この奇跡を見たシモン・ペテロはとても変わった言葉を話します。
「主よ、私からはなれてください。私は罪深いものです」、と。(ルカ5:8)
イエス様のお教えを聞き、イエス様の奇跡を見たシモン・べテロはなぜこんな告白をしたのでしょう?


その後、イエス様について行きました。いっさいを捨てて、シモン、ヤコブ、ヨハネはイエス様をついて行きました。


ここでシモン・べテロの告白に集中してみましょう。彼の告白はマタイによる福音書の第四章を見ればわかるのです。

12使徒の信仰について 1

イエス様の12使徒というなら、知らない人はいないと思います。12使徒はイエス様の御言葉を全世界に伝えなさいと言われました。(行 1:8)
いろんな困難を乗り越えて死も恐れず福音を伝える信仰深い信者になった使徒たちは、どうやってそんな強い信仰を育てたのでしょうか?
今日は12使徒の信仰について話してみたいと思います。信仰が深い理由を知って、一緒に信仰を深めたらいいと思います。


まず、イエス様はどうやて使徒を集めたかをっ見てみましょう。


マタ 4:18
 さて、イエスがガリラヤの海べを歩いておられると、ふたりの兄弟、すなわち、ペテロと呼ばれたシモンとその兄弟アンデレとが、海に網を打っているのをごらんになった。彼らは漁師であった。
マタ 4:19
 イエスは彼らに言われた、「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」。
マタ 4:20
 すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。


シモンとアンデレを弟子に入れた時の場面です。
漁師であったシモンとアンデレに、イエス様は、「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」とおっしゃいました。
この言葉を聞いた二人はすぐに網を捨ててイエスを従ったと記しています。
イエス様がおっしゃた言葉にはどんな力があって、生業を捨ててまで従わせたのでしょう?


イエス様は確かにいろんな奇跡を起こしました。
水を葡萄酒に変えた奇跡(ヨハネの福音書の第二章)
大漁の奇跡(ルカの福音書の第五章)
パンと魚の奇跡(マタイの福音書の第十四章)
以外にもたくさんあります。


イエス様は奇跡を起こすことができるから言葉で人の心を操ることだってできるからでしょうか?
そうではありません。