伝えたい道

信仰への道のり

神様が住みたいと思う場所 3

ノアの家族はぶどう畑を作るようになりました。
ある日、酒を飲んで酔ってしまったノアは裸で寝ていたのです。
そこを、息子のハムが見て兄弟に告げたのです。これがハムの罪になり、彼の息子のカナンは兄弟たちを仕えるしもべになると言いました。


創 9:25 彼は言った、/「カナンはのろわれよ。彼はしもべのしもべとなって、/その兄弟たちに仕える」。
創 9:26 また言った、/「セムの神、主はほむべきかな、/カナンはそのしもべとなれ。
創 9:27 神はヤペテを大いならしめ、/セムの天幕に彼を住まわせられるように。カナンはそのしもべとなれ」。


時が経って、神様はアブラムに現れて示す地に行きなさいと命じたのです。


創 12:1 時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。


アブラムは神様のみ言葉に従って旅経ちました。
アブラム―アブラハム―の旅の詳細はいつかまた機会があれば話してみたいと思います。
アブラハムは息子イサクを生み、イサクはエサウとヤコブを生みます。
ヤコブは息子たちの一人であるヨセフは兄弟たちによってミデアン人の商人に売り、商人はまたエジプトのポテパルに売りました。
ヨセフは夢を解きエジプトのつかさとなって、また家族と一緒にエジプトで住むようになりました。


そこで、イスラエルの人々がエジプトに住んで四百三十年を過ぎ、出られるようになりました。
民たちはモーセと荒野の生活をしながら、神様の住みたがる「家」を作ったのです。

神様が住みたいと思う場所 2

人間と住みたいと思う神様はどうしたのでしょう?


創 6:5 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。
創 6:6 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、


神様は人間と住みたいと思っていても、人間の心に住み着いている悪を消さない限り、一緒に住めることはできません。そこで神様はノアを選んで箱舟を作るようにと命じました。洪水を送って悪に染まった人間をさばくと決めたからです。


ノアは箱舟を作り家族と動物たちと一緒に乗ったので、洪水の中でも生きることができました。洪水が消えた後、神様はノアと契約を結びました。


創 9:15 こうして、わたしは、わたしとあなたがた、及びすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた契約を思いおこすゆえ、水はふたたび、すべて肉なる者を滅ぼす洪水とはならない。


虹を契約の印としました。


こうやって神様はノアと一緒に住める世界、罪のない世界をもう一度作れると思ったのですが、そこにまた罪(悪)が出ました。

神様が住みたいと思う場所 1

神様はどこにすんでいらっしゃるんでしょう?
「天国に住む」と答える人がたくさんいると思います。
その通りです。でも、その天国はどこにあるんでしょう?
見上げれば見える青空のどこかに?それとも死んだ後に天使が導いてくれるんでしょうか?


今日から神様が住みたいと思う場所について紹介したいと思います。その場所がまさに天国になります。


その前に神様が地上ではどこに住んでいたのかを話したいと思います。


1 エデンの園
神様は七日間にわたって世界を作ったあと、東のかたにエデンという園を作りました。そこへ人間を置いて統べるようにさせたのです。
神様は自分の作った世界、自分の作ったエデンの園で人間と暮らすようになりました。でも、その人間ーアダムとエバーが罪を犯したんです。善悪を知る木の実を食べたのです。


創 2:17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう。


神様との約束を破ったアダムとエバはエデンの園から追い出されたのです。罪が彼らの心の中に入ったからです。もうエデンの園で神様と一緒に住むことはできなくなりました。


こうやって地上で神様と住めることができなくなったのです。
しかし、神様は人間と住みたいと思うばかりに、いろいろと工夫をします。